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ピッチャーが使う白い粉は何?批判があったのは本当?徹底調査!

2023年3月19日

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ピッチャーが使う白い粉

野球の試合でピッチャーが投球前に白い粉が入った小さいバッグを触っていますね。

あの白い粉は一体何なのか、名前や成分が気になるところです。

そして、過去にこの白い粉が原因でクレームがあったようです。その理由も調べました。

こちらの記事では以下のことをまとめました。

・ピッチャーが使う白い粉の名前と成分
・ピッチャーが使う白い粉の使用目的
・ピッチャーが使う白い粉クレームの理由

ピッチャーが使う白い粉の名前と成分

ピッチャーが試合中に使う白い粉の名前はロジンと言います。ロージンロジンバックという言い方もありますね。

主な成分は松脂(まつやに)です。松脂といえば滑り止めですね。松脂を英語でRosinと言います。

松脂はクラッシックバレエ(木の床のみ)やバイオリンでも滑り止めとして使われます。

ロジンの成分は松脂だけではありません。松脂だけだと手がベタベタになって傷めてしまいます。

粘着性を抑えて汗などを吸収できるよう炭酸マグネシウム80%ロジン15%石油樹脂5%の配合になっています。

炭酸マグネシウムは胃腸薬や便秘薬などにも使われますので大量に口に入れない限り人体には無害です。

ちなみに体操選手が使う白い粉は炭酸マグネシウムのみで、略して「タンマ」です。

ピッチャーが使う白い粉の使用目的

ピッチャーが使う白い粉はロジンという名前だということがわかりました。

では、ロジンを使う目的は何なのでしょうか?

ボールが滑らないように滑り止めを目的として使用されています。

つける場所や置く場所には厳しい基準が設けられています。

置き場所は投手板(プレート)の後方に置かなければいけません。

そしてつけることが許されるのは素手のみです。

ボールや、グラブ、ユニフォームのどの部分にもつけることは許されていません。

禁止されている理由としてボールにつけるとボールの回転数が上がり、バットにつけると打球がかなり飛んでしまいます。

1983年、バットにロジンをつけた選手が反則になっています。

雨の時はお尻のポケットに入れなければなりません。雨によってロジンの品質が変わってしまうためです。

なので雨の試合時、投手はお尻のポケットにたびたび手を入れているということなのです。

ピッチャーが使う白い粉クレームの理由

東京オリンピックで日本対韓国戦の時に韓国の選手から抗議がありました。


伊藤大海選手(日本ハム)がロジンのつけ過ぎにより白い粉が舞いバッターボックスからボールが見えにくいという内容の抗議でした。

ボールやグラブ、ユニフォームに振りかけることは許されませんが素手にロジンをつけることは許されています。

なので伊藤大海選手はルール上違反は何もしていません

伊藤大海選手はこのようなクレームに動じることなくクレームまたロジン(追いロジン)をつけて見事に抑えています。
素晴らしいメンタルの持ち主ですね!

「追いロジン」で東京五輪金とも言われています。

伊藤大海選手とロジン

伊藤大海選手は、手汗が多く普段からロジンを多めにつけます。伊藤大海選手と検索するとロジンがセットで出てくるほどです。

なんと、グッズまで出ています。

いつも白い粉をモクモクさせていて、WBCでも追いロジンでモクモクさせていました。

イタリア戦の時、いつもの倍の手汗が出ていたそうです。

まとめ

ピッチャーが使う白い粉はロジンという松脂を配合した滑り止めということがわかりました。

野球以外でもバレエやバイオリンなどで松脂はよく使われますね。

そして、ロジンといえば日ハムの伊藤大海選手。いつもモクモク白い煙を舞いあげて追いロジンという言葉で有名です。

WBCにも出ている素晴らしい活躍の選手です。3月21日の準決勝が楽しみです!

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